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花火大会やみこしショー・DANBEパレードには20団体が参加 清流相模川を舞台に繰り広げられる県央最大の夏祭り「第56回あつぎ鮎まつり」が、8月2日から3日間、相模川の三川合流点と歩行者天国となる中央通りなど7会場で開かれる。前夜祭は厚木中央公園で開かれるハーモニカコンサートなど「ミュージックワールド」で幕開け、3日は歩行者天国でオープニングパレード、続いて行われる市民参加の仮装コンテスト「あつぎDANBEパレード」には20団体が出場する。4日は歩行者天国でみこしショー、民謡踊り、夏休み工作教室など催物も盛りだくさん。好評の「1万人鮎つかみどり大会」には、今年も三 川合流点河川敷に鮎1万2千匹を放流して市民に楽しんでもらう。祭りのハイライトは3日午後7時から打ち上げられる大花火大会。スターマインや仕掛け花火など1万発が真夏の夜空を焦がす。実行委員会では期間中の人出を約65万人と見込んでいる。 |
今年の鮎まつりのキャッチフレーズは「躍動!感動!厚木物語」。実行委員会(市・商工会議所・観光協会、青年会議所など6団体)では、早くから市内外にポスター約3千枚を掲示してPRを行ってきた。
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水の怖さを知って着衣水泳を体験荻野小学校 7月12日、厚木市立荻野小学校(門田美恵子校長)で、3年生と5年生の児童が、同校のプールで衣服を着たままの「着衣水泳」を体験した。 夏休みを前に、海水浴や川遊びに出掛ける機会が多くなる児童に、服を着たままでは泳ぎが難しいことを体験させ、水の怖さや水に対する認識を深めてもらおうと実施した。 同校では3日間にわたって、この着衣水泳を全学年の体育の授業として実施、初日は3年生と5年生が参加した。 先生から「ふざけたりしない」「深いところには行かない」などの注意を受けた後、児童は約40分間にわたってプールの中を歩いたり、ペットボトルやビニール袋など水に浮くものを持って浮いてみたり、水の中で衣服を脱ぐなど、さまざまな体験をした。 |
着衣水泳は珍しく、児童は「服を着たままだと、いつものように泳げないことがわかった」「いつもは怒られるのに、服を濡らすことができて面白かった」「いざという時には落ち着いて友達を助けられるようにしたい」などと話していた。 |
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手打ちそば教室開催20人がそば作りに挑戦 7月24日午前、厚木市立荻野公民館上荻野分館で、「手打ちそば教室」が開かれた。 同公民館の学級講座として企画したもので、公民館だよりを通じて受講者を募集したところ45人の応募があり、抽選で男性6人を含む20人が参加した。 講師は同市下荻野で「浪花そば」を経営している大矢辰典さん(62)と繁雅さん(30) 親子。最初に大矢さんが、そばの打ち方について講義、そば粉と小麦粉の混ぜ合わせ方、こね方、延ばし方、切り方の順で模範演技、この後4人づつ5班に分かれて実習に入った。 そば作りは今回初めて体験する人ばかりで、参加者は「水加減や力の入れ具合など、コツを覚えるのが難しい」と話しながら、慣れない手付きでそば作りに挑戦していた。 講師の大矢さんは「荻野は古くからそば作りが盛んな土地。参加した皆さんは食文化に造詣が深く、楽しみながら手打ちそばの作り方を学んでいました」と話していた。 |
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普通救命講習会を実施県エルピーガス協会 神奈川県エルピーガス協会厚木支部(山口浩文支部長)では、今年創立30周年を迎えたのを機に加盟47事業所の従業員を対象にした「普通救命講習会」に取り組んでいる。 「ガスを供給しているお客様の安全を考え、万一に備えて」と取り組んでいるもので、7月23日、厚木北消防署睦合分署会議室で行われた講習会には120名が参加、消防本部職員の指導を受けながら救命活動や応急手当に必要な基礎知識を学んだ。 救命講習には初めて体験する人が多く、実技講習では参加者が各班に分かれ、人形を使った人工呼吸や心臓マッサージなどに挑戦、みな真剣な眼差しで講習に取り組んでいた=写真。 講習は5月からスタート、8月8日までに4回行われる。山口支部長は「厚木支部のお客様は約10万世帯。安全第一を考え今後もお客様の立場に合わせた支部活動を考えていきたい」と話していた。 |
青年海外協力隊の3人厚木市長に出発報告 平成14年度の第一次青年海外協力隊員の嶋田英子さん(34歳・中依知)林聡一郎さん(23歳・森の里)吉川健さん(28歳・下川入)の3人が、7月8日山口市長を訪問、出発前のあいさつをした=写真。 嶋田さんは看護師。これまで東海大学付属病院や北里大学病院勤務を経て、台湾地震では現地へ派遣され感染防止や災害医療活動にたずさわってきた。派遣先のパラオ共和国では、国立病院の感染管理看護師として感染コントロールについて調査、現地スタッフや患者の指導に当たる。 林さんは技術科の教師。派遣先のパプアニューギニアの小学校で、7・8学年(日本の中1・2学年)を対象に、理科や基礎的な技術科を教える。特に現地では理科の実験・実習を通して実戦的な指導に当たる。 |
吉川さんはタンザニア連邦共和国の技術専科大学で、土木施工に関する教科の指導にあたり、主に構造力学、交通工学、土質力学、鉄筋コンクーリート構造学などの教科を担当する。 3人は山口市長に「これまでの経験や知識、そして日本の技術を国際協力に役立てたい」と抱負を語った。嶋田さんは7月14日、吉川さんは16日に出国、林さんは8月6日に成田を出発する。 |
睦合中で福祉体験学習障害者講師に招いて学ぶ 7月15日、厚木市立睦合中学校(下島光久校長)で、同市三田の地域作業所「三田つばさ」と、清川村の「ハート工房」で働く障害者11人を講師に招いて福祉体験学習を行った。 厚木市教育委員会の「まなびをひらく学校づくり推進事業」の一環として行ったもので、障害を持つ人の生き方や考え方を通して「共に生きる社会」で自分に出来ることや役割について考えてもらうのがねらい。1年生5クラス166人を対象に行われた=写真。 講師が身体が不自由なことで、これまで生きてきて辛かったこと、苦しかったこと、また人の優しさに触れて嬉しかったことなどの体験を話すと、感動に目を潤ませている生徒もいた。 講話の後は、生徒たちが足で画用紙に字を書いたり、編物などを体験、手話や点字の実習も行われた。 |
生徒たちは、「目や耳の不自由な方の大変さが良く分かった」「障害があることだけで差別したり特別に扱ってはいけない」「これまでは他人事のように思っていたが、これからは自分から声をかけたり、手を貸したりして何かお手伝いをしたい」と話していた。 |
市民体育祭猛暑の中6種目に1,200人参加 7月21日、第25回厚木市民体育祭が、荻野運動公園を中心会場として開催された=写真は開会式。 大会は生涯スポーツ活動の振興とスポーツを通じて明るい社会づくりを目指すことを目的に毎年開かれているもので、ソフトボール・卓球・バドミン・ゲートボール・ターゲットバードゴルフなど6種目の競技を、市内14地区の公民館対抗で競った。 参加選手は1198人で審判も138人がボランティアとして参加した。開会式では、ソフトバレーボール競技に参加する緑ケ丘地区の佐々木良太さんが力強く宣誓、その後、選手は各競技会場に移動し、猛暑の中熱戦を繰り広げた。 |
上久保2号古墳保存の気運盛り上がる 厚木市飯山字上久保地内で、市道拡幅にともなう古墳の発掘調査が行われ、7月6日に遺跡見学会が行われたが、地元の小学校や観光協会、自治会などからも見学者が次々に訪れ、保存公開の気運が盛り上がっている。 古墳は16基ある久保古墳 群の中の1つで上久保2号墳と呼ばれている。直径20メートルほどの円墳で、横穴式石室を設けるとともに入口に墓道が付設され、極めて良好な状態で発見された。特に石積の墓道は市内でも珍しい貴重なもの。石室からは直刀、鉄鏃、玉類のほか6体の人骨も発見された。考古学者の中村喜代重さんは「6世紀頃のものとしては珍しく極めて価値が高い」と話している。 |
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