新春恒例の「消防出初め式」が1月7日、厚木市中荻野の荻野運動公園で開かれた。消防への信頼と防火思想を広め、消防職員や消防団員の士気を高めるのが目的で、職員や団員、市内事業所の自衛消防隊など約600人が参加した。
式典では市長あいさつの後、消防活動に功績のあった消防団員や団体などの表彰が行われた。また2部では、古式消防保存会(栗原幸男会長)がおなじみの伝統芸・はしご乗りとまとい振り込みを披露したほか、市内事業所による操法演技や消防職員の模範演技が行われた=写真。メインイベントのいっせい放水は、消防団員が市制施行50周年を記念して50本のホースから放水。青空に向かって4色の水が豪快に吹き上げられると、集まった観衆から大きな歓声と拍手が送られた。
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