厚木市メジカルセンター |
厚木市厚木町の休日夜間診療所「厚木市メジカルセンター」が、同市水引の市立病院南東隣に移転し、2月1日から診療を開始する。
市立病院と連携した小児救急医療体制の充実をはかるほか、スロープや手すりを取り付けるなどバリアフリーにも対応、待機医師もこれまでの1人から2人に増やした。市立病院の隣に建てることで、入院が必要な患者にも迅速に対応できるという。
新しいセンターは鉄筋コンクリート造り3階建てで、延べ床面積780平方メートル。1階は診療室3室のほか、処置室、30人収容の待合室、カンファレンス室、薬局、トイレ(オストメイト対応、おむつ換え用シートなど設置)、授乳室などを配置、2階は90人の会議室、資料室、トイレ、3階には市立病院が使用する会議室2室などがある。駐車スペースもこれまでの3台から11台に増設された。建設費は約2億7,500万円。 |
同センターは厚木市医師会が運営する休日夜間診療所で、昨年度の利用者数は10,087人。過去3年間で約2千人増加している。特に6歳以下の患者が6割を占め、小児救急医療に対するニーズが高い。これまでのセンターはマンションの1階にあり、駐車場が狭いことや障害者用トイレが設置されていないため、使い勝手が悪かった。
診療科目はこれまでと同じ内科、小児科で、受付時間は平日は午後7時から同9時30分まで、土曜日午後6時から同9時30分まで、休日午前9時から午後9時30分までとなっている。問い合わせは電話297・5199番。 |
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