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国 内外の一流の音楽家の演奏会や音楽交流を通して、音楽の普及と地域文化の向上に寄与しよう\昨年10月、会社役員や主婦、公務員など厚木市内の音楽愛好家が集まって「音楽仲間とまちづくりの会」(米山幸子代表)が発足、その第1回目の公演「ウィーン・ピアノ四重奏団〜陽子・フォゥグ&ウィーンフィルの仲間たち」が5月27日、厚木市文化会館小ホールで開かれる。
同市鳶尾でギャラリー&茶房を経営する米山幸子さんが仲間に呼びかけ「本物の音楽鑑賞を通じて、まちを活性化していこう」と企画したもの。年数回のコンサートを開催、音楽交流を通して地域文化の輪を広げていくという。
第1回目のコンサートは、ヨーロッパなどで活躍するピアニストの陽子・フォウグさんとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバー3人による「ウィーンの風・ピアノ四重奏団」。
陽子さんは1968年、ウィーン大学在学中、ウィーンのピアノコンクールで第1位を獲得、卒業と同時にヨーロッパ各地で演奏活動を開始、85年夫君のヨァゲン・フォウグ氏とウィーンフィルのメンバーとで「ウィーン五重奏団」を結成。 |
20000年秋、京都でピアノ三重奏曲の演奏会を開催、大反響をおさめた。ヴァイオリン奏者のペーター・ヴェヒターさん、ヴィオラ奏者のヘルムート・ヴァイスさん、チェロ奏者のヨァゲン・フォゥグさんは3人とも、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の正式メンバー。
ウィーンから来たスペシャリストたちが、オーケストラでは味わえぬ室内楽によって、影と陰とが玄妙に交叉しあうロマン派の音楽を奏でてくれると期待が寄せられている。
演奏曲はモーツアルトの「ピアノ四重奏曲第一番ト短調K478」、リースの「ピアノ四重奏曲ホ短調作品129」、シューマンの「ピアノ四重奏曲編ホ長調作品47」。前売券は3,000円。高校生以下1,500円。チケットは市文化会館、厚木楽器本厚木店、アトリエカノンなどで発売中。問い合わせは茶房桃栗の米山さんへ。TEL:242・3580番。 |
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