|
4月26日午後、厚木市中町のルリエ会議室で、市や厚木署、県警察本部、本厚木駅周辺の自治会、商店会、防犯ボランティア団体などの代表が参加して、「本厚木駅周辺環境対策協議会」の発足式が開かれた。
本厚木駅周辺の繁華街 は、かつては「第二の歌舞伎町」といわれるほど環境悪化が進み、違法な風俗や客引き、暴力団の徘徊、落書き、違法看板、違法駐車、放置自転車、ごみのポイ捨てなど迷惑行為や犯罪行為が発生しやすい環境下にある。このため、各種団体や事業者が中心となり市や警察と連携してパトロールを強化するなど、自らの手で環境浄化対策に取り組むのが目的。 |
発足式には本厚木駅周辺の自治会、商店会、大型店、小田急電鉄、防犯ボランティア団体、ビル経営者協議会、山口巖雄市長や三島吉夫厚木署長、県警察本部など21団体の代表者30人が出席した。
会議では設立目的や協議会の取り組みなどを示した規約を承認したほか、重点目標、ぞれぞれの団体の役割、具体的な取り組みなど今後の活動計画を協議、会長に、厚木市北地区西仲自治会会長の山本正美氏を選出した。
毎年7月と12月を「環境浄化活動強化月間」に指定して、浄化活動を強化するほか、毎月第3木曜日に商店会や自治会、ボランティア団体、警察、市による合同パトロールを実施する。また、各種団体は美化清掃やポイ捨て・落書き防止対策、パトロール、放置自転車対策、違法看板対策など独自の活動を展開する。自治会や商店会、ボランティア団体が中心となり、行政や警察と連携して防犯活動を推進する協議会を立ち上げたのは県内では厚木市が初めて。 |
|