第682号(2006.05.01)

自らの手で環境浄化 21団体が参加して協議会が発足 本厚木駅周辺

 4月26日午後、厚木市中町のルリエ会議室で、市や厚木署、県警察本部、本厚木駅周辺の自治会、商店会、防犯ボランティア団体などの代表が参加して、「本厚木駅周辺環境対策協議会」の発足式が開かれた。
 本厚木駅周辺の繁華街 は、かつては「第二の歌舞伎町」といわれるほど環境悪化が進み、違法な風俗や客引き、暴力団の徘徊、落書き、違法看板、違法駐車、放置自転車、ごみのポイ捨てなど迷惑行為や犯罪行為が発生しやすい環境下にある。このため、各種団体や事業者が中心となり市や警察と連携してパトロールを強化するなど、自らの手で環境浄化対策に取り組むのが目的。
 発足式には本厚木駅周辺の自治会、商店会、大型店、小田急電鉄、防犯ボランティア団体、ビル経営者協議会、山口巖雄市長や三島吉夫厚木署長、県警察本部など21団体の代表者30人が出席した。
会議では設立目的や協議会の取り組みなどを示した規約を承認したほか、重点目標、ぞれぞれの団体の役割、具体的な取り組みなど今後の活動計画を協議、会長に、厚木市北地区西仲自治会会長の山本正美氏を選出した。
 毎年7月と12月を「環境浄化活動強化月間」に指定して、浄化活動を強化するほか、毎月第3木曜日に商店会や自治会、ボランティア団体、警察、市による合同パトロールを実施する。また、各種団体は美化清掃やポイ捨て・落書き防止対策、パトロール、放置自転車対策、違法看板対策など独自の活動を展開する。自治会や商店会、ボランティア団体が中心となり、行政や警察と連携して防犯活動を推進する協議会を立ち上げたのは県内では厚木市が初めて。

市民の目線でさわやかリポート!  今年度の市民リポーター24人が誕生

 市民の間ですっかりお馴染みになったケーブルテレビの厚木市提供番組「ハートシティあつぎ」の、案内役をつとめる今年度の市民リポーター24人が誕生した。リポーターは、厚木伊勢原ケーブルネットワークで放映する「ハートシティあつぎ」(1番組1週間・1日3回放映)で、地域の行事や市からのお知らせ、厚木の歴史や風土などを紹介するのが仕事。
 24人は「広報あつぎ」で公募した19歳から60歳までの学生、会社員、主婦などで、年齢、職業はさまざま。さまざまな視点からレポートすることで、より市民に身近な番組づくりができると期待されている。
 委嘱式では山口市長が「皆さん、厚木のことを愛し、厚木のことをよく知ってください。市民の目線でさわやかにリポートしていただきたい。素晴らしい笑顔を期待しています」と激励した。市民リポーターたちは「厚木のさまざまな魅力を伝えたい」「愛情あふれるリポーターを目指し
たい」と抱負を語っていた。市民リポーターの任期は来年3月31日までの1年間。1人当たり年間6回から7回のリポートを予定している。 

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横田滋・増元照明さんが記念講演  全日本不動産協会県央支部が創立25周年

 社団法人全日本不動産協会県央支部(二村政毅支部長)の創立25周年記念式典が、4月20日午後海老名市内のホテルで開かれ、会員100名が参加した。
 同支部は昭和52年6月22日、湘南支部から独立して発足、地域は厚木、海老名、伊勢原、座間、綾瀬、大和、愛川、清川の6市1町1村。発足時は5社からのスタートだったが、この25年間の会員増強活動により、現在本店会員が125社、支店会員が8社にふくれあがった。同支部は15年ほど前から社会貢献を活動方針に掲げており、毎年、福祉団体へ車イスや歩行器の寄付などを行ってきた。
 式典に先立ち、 北朝鮮による拉致被害者家族会代表の横田滋さん(73)と同会事務局長の増元照明さん(50)を招いた記念講演が行われ、横田さんと増元さんは「北朝鮮は日本の国内世論を気にしてお
り、韓国など拉致問題への取り組みが国際化するのを恐れている」「北朝鮮から日本は何もしない国と思われており、経済制裁などの発動を行って、国家としての国民の意思を示さなければならない。多くの国民が拉致問題に関心をを持ち、支援の輪を広げてほしい」と呼びかけた=写真。
 式典であいさつに立った二村政毅支部長は「今後も会員の増強、サービスにつとめ、県本部が提唱している研修センター構想に力を入れるほか、引き続き社会貢献活動にも力を入れていきたい」と述べた。
 この後、支部発展に貢献のあった19人の会員を表彰したほか、拉致被害者家族会代表の横田滋さんに支援金が寄付された。

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「ピカソ5つのテーマ」展 箱根ポーラ美術館で開催中

 箱根町仙石原の財団法人ポーラ美術振興財団「ポーラ美術館」では、3月18日から「ピカソ 5つのテーマ」展を開催している=写真。
 財団が所蔵している初公開のピカソ、ブラック、セザンヌの作品15点を含む50点を展示、青の時代の「海辺の母子像」、キュビズム時代の「裸婦」、故国スペインを見つめた「花束を持つピエロに扮したパウロ」など、青年期から晩年までさまざまに変貌を遂げたピカソの代表作を鑑賞できる。
 今回の企画展開催にあたり、独立行政法人東京文化財研究所の協力を得て、「海辺の母子像」ほか数点をX線写真で調査したところ、「海辺の母子像」の下にまったく異なる別の図画が描かれていることが分かり、会場に特設コーナー「隠されたピカソ」を設け、調査結果を解説している。9月17日まで。

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平戸ユキさん100歳 長生きは趣味を持つこと

 4月14日、厚木市小野の玉川グリーンホーム(原田茂理事長)で、「平戸ユキさんの100歳を祝う会」が開かれ、入所者や関係者約70人が出席した。
 平戸さんは明治39年4月10日、横浜市神奈川区で6人兄弟の末っ子として生まれた。7人の子ども(うち2名はすでに死去)と孫10人、ひ孫7人に恵まれ、今日にいたっている。現在、平戸さんは車椅子での生活を送っているが、毎日を元気に過ごしている。趣味は歌を歌うことや80歳から始めたという書道。趣味を持ち活発に過ごすことが長寿の秘訣だという。
 この日は山口巖雄厚木市長も長寿の祝いに訪れ、「いつも笑顔を絶やさないのが長生きするには一番。ずっと健康で長生きしてください」と言葉をかけ、祝い状や花束、記念品などを贈った=写真。入所
者や家族会の代表からもケーキなどが贈られ、原田理事長は詩吟を披露してお祝いした。5人の家族に囲まれた平戸さんは、花束を抱えながら「ありがとうございます」と周りに笑顔を見せていた。現在、市内の最高齢者は中荻野の井上トラさんで104歳。100歳以上の人は平戸さんを含め29人となった。

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骨髄バンク・臍帯血バンクを支援 5月13日 もみじLCがチャリティーディナーコンサート

 厚木もみじライオンズクラブ(石井初会長)では、5月13日18時から同市中町の厚木ロイヤルパークホテルで、第13回目の「骨髄バンク・臍帯血バンク支援」事業を行う。同クラブが取り組んでいる社会貢献事業の一環で、今回は「日産B&Sジャズオーケストラ」=写真=を招いてチャリティーディナーコンサート開く。
 同オーケストラは30数年前、日産設計開発部門の有志で結成されたジャズオーケストラグループで、メンバーは18人。カルテットなどでは味わえない生演奏の迫力と、ダイナミックな演奏が売り物だ。昨年は8月19日に行われた厚木市制50周年「ザ・夕涼み」に出演したほか、10月9日、みなと未来クインズさ〜くるで開かれた「横浜ジャズプロムナード」に出演するなど、県内を中心に幅広い活動を続けている。 
 ジャズのレパートリーは何でもこなすが、この日はポピュラーで親しみやすい曲を演奏する。厚木市と市教育委員会、県骨髄移植を考える会厚木支部が後援する。チケットは1万円(ディナー込み)。同クラブでは「骨髄バンクに対する一般市民の協力をお願いしたい」と呼びかけている。申し込みは同クラブへ。電話223・6671番。

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ツツジ7,500本植樹 厚木市緑のまつり

 不思議だな!緑があると ほっとする\4月22・23の両日、第33回厚木市緑のまつりが、同市上古沢緑地で行われ、期間中大勢の市民が訪れた。
 花と緑あふれる住み良いまちづくりを目指して、市と農協、商工会議所が主催したもので、会場の中央にはマリーゴールド、ガザニア、ゼラニア、ニチニチソウなど約15種類1千鉢以上の花で色どられた見事な中央花壇が展示された。
 式典のあと、玉川アルプホルンクラブのファンファーレで開幕、まつりのオープニングではガザニア、ペチュニア、ニチニチソウ、メネシアなどの草花600鉢が来場者に無料で配布された。この日は午後3時からも600鉢、翌日の23日も2回に分けて1200鉢が無料配布された。
 また、同時に「ツツジの植栽イベント」=写真=も行われ、1500人の市民が参加して7500本のツツジを植えたほか、植木の即売会や緑の相談コーナー、ステージショーや緑に親しむ教室などが行われ、初日だけで2万1千人の市民が訪れた。

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運動場用地を売却しないで 鳶尾1丁目住民 神奈川工科大学に要望書提出 ごみ中間処理施設問題 

 厚木市鳶尾1丁目の有田睦信さんと山本幸信さんは、このほど同市下荻野にある神奈川工科大学の理事長と学長に対して、厚木愛甲環境施設組合が進めているゴミ中間処理施設建設計画の候補地に上がっている棚沢の同大学運動場用地を組合に売却しないことを求める要望書を提出、この要望書の後押しをするための署名運動に乗り出した。連休明けまでに署名を集め、同大学に提出するという。
 要望書によると、「21世紀の持続可能な社会ならびに循環型社会構築のための不可避要件の1つである「焼却ごみを極限まで減量化すること」に対して、厚木愛甲環境施設組合が公開している「ごみ処理広域化基本計画」は明らかに逆行しており、神奈川工科大学が、科学技術と社会の接点において枚挙に暇なく繰り返される同型問題を鑑み、同時に最高学府として将来を見据えた高い見識に基づき、棚沢にある運動場用地を「厚木愛甲環境施設組合ごみ焼却炉建設用地」として売却しないことを求めている。
 ごみ中間処理施設の建設計画には、地元の棚沢、上三田、下川入第一・第二・第三自治会のほか、愛川町中津地区住民からも市議会に対して建設候補地の白紙撤回を求める陳情が出されており、鳶尾地区から反対運動が上がったのは今回が初めて。神奈川工科大学へはこれまでに棚沢地区自治会(和田吉二会長)、ごみ処理広域化を考える会(鈴木昌子代表)が、運動場用地を組合に売却しないよう申し入れている。

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郵政記念日に笑顔であいさつ 女性消防団員が1日郵便局長に

 4月21日、厚木市下荻野の北郵便局(後藤則行局長)で、郵政記念日の行事の一環として、厚木市の女性消防団員3人が、1日郵便局長に任命された。
 郵政記念日は昭和9年(1934)に「逓信事業特別会計制度」の実施を機に設けられたもので、毎年、記念日前後には全国の郵便局で、各界で活躍している有名人などを1日局長として招いている。
 同郵便局でも毎年、地域で活躍している人物を1日局長に迎えており、今年は昨年7月に厚木市で初めて任用された女性消防団員に白羽の矢が立った。 
 局長に就任したのは、部長の竹内町子さん(54)、団員の城所味央さん(26)、瑠璃川愛さん(24)の3人。
 竹内さんらは午前8時40分に局長室で委嘱状を交付された後、記念式典に出席。竹内さんが代表し、1日局長として
「消防と郵便とは分野は違いますが、地域の方に安心をお届けするという使命は同じだと思います。よろしくお願いします」と元気にあいさつした。その後、郵便物の仕分けなど局内の業務の巡視や、窓口ロビーでの記念品配布=写真=などを行い、午前10時30分に無事任務を終えた。
 郵便物をセットする機械が郵便番号を読み取り、仕分けをする郵便物自動区分機を体験した城所さんは、「瞬時に正確に仕分けできるのを見て、すごいと感じました」と驚いていた。
 厚木市では今年度も20歳から54歳までの女性消防団員20人を2年の任期で任用。女性が地域で消防活動に参加することで、消防団の活性化や防火・防災思想のより一層の普及を目指している。団員たちは主に、火災予防啓発活動や消火器の取扱い指導などで活躍している。

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相模川に鮎の稚魚9万尾を放流

 4月12日、相模川の「相模大堰」上流左岸で、相模川漁業協同組合連合会傘下の相模川第二漁業協同組合(菊地光男組合長・厚木市三田)が、6月1日のアユ漁解禁日に向け、アユの稚魚9万尾を放流した。 
 財団法人神奈川県内水面漁業振興会で人工ふ化させ、育ったもので、体長6〜7センチ・ 重さ8〜10グラムの稚魚。放流には水温10度以上が必要で、同連合会では毎年、3月末ごろから放流を開始している。この日は3回目の放流で、今年は合計290万尾を放流する。
 この日は、座間市に組合事務所を置く相模川漁業協同組合(本多愛男組合長)でも、厚木市中依知先の相模川上流の座架依橋付近、金田地先の新相模大橋付近でほぼ同数の稚魚を放流した。
 放流現場では、稚魚が入った水槽を積んだトラックを川岸いっぱいにまでつけ、ホースやバケツ、ビニールシートを使いながら放流を行った=写真。放流された稚魚は、川を元気に泳ぎ回り、澄んだ水の中に散っていった。

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第1回ななさわ森の学校開かれる

 4月22日、厚木市七沢の七沢自然ふれあいセンターで、「第1回ななさわ森の学校」が開かれ、応募の市民24人が参加した。
 自然を通して家族が楽しめるようにと開設されたもので、この日は竹の子取りと竹の子ご飯の炊き方を学んだ。まず最初は竹林での竹の子取り。最初は見つけるのに苦労したが、慣れてくるとおいしそうな若い竹の子を次々に見つけ、早速掘り起こしに精を出し、1時間ほどで竹の子が箱いっぱいになった。
 次は竹の子ご飯を炊く竹筒作り=写真。太い竹に穴を開けて蓋を作り、取れたての竹の子を刻んでご飯と一緒に炊き込んだ。蒸気を出しながら炊きあがったご飯は、竹の子の香りでいっぱい。一緒に作った豚汁と付け合わせの竹の子のおひたしを用意して食事会。参加者からは「竹でごはんが炊けるなんて思いもつかなかった」「本当に取れたての竹の子が食べられて嬉しい」「次回もまた参加したい」と話していた。

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