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厚木市松枝の社団法人厚木市シルバー人材センター(藤井信義理事長)で、会員たちの手作りによる「正月用しめ縄飾り」の受付が11月1日から始まった。
同センターでは昭和61年の高齢者事業団の時からしめ縄飾りの製作に取り組んでいる。原料となる稲わらは同市金田と及川の農家と委託契約を結んで喜寿モチを栽培、穂が実る前の夏に青刈りして乾燥させたものを使う。
今年は9月12日から製作を始めた=写真。ベテランの武田昇司さんに、古内昭五郎さん、鈴木實さん、松本瑞枝さん、近藤とよさんら5人が製作に取り組んでいる。長さ70センチの玄関飾りのほか、120センチのごぼうじめ、一文飾り、輪飾り、自動車飾りなど12月中旬ごろまでに、7種類3,610本を製作する。
最近は若者を中心に玄関リース飾りが人気で、今年は直径25センチと18センチのリースを140本作る。神社や企業からは3メートル大のごぼうじめの特別注文もあるという。
値段は市価の約半値。玄関飾り(縦70センチ・横30センチ)で2,800円、ごぼうじめ1,500円、輪飾りや一文飾りは100円で、玄関リースは大が2,500円、小1,800円となっている。お客さんの8割は固定客で、市販されているものより大きくてできが良いと評判だ。例年通り12月26、27の両日午前9時から午後4時までセンターで引き渡しを行うが、今年も2,500円以上お買い求めの方は、依知、睦合北、荻野、小鮎、玉川、相川、森の里の地区に限って、会員が配達を行うという。
同センターでは「昨年は人気のリース飾り、一文飾りは完売してしまいました。人気商品は11月中には予約でいっぱになるので、お早めに申し込みを」と話している。
揩Q24・9585番。 |
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