不信感を払拭し説明責任を果たしたい―ごみ中間処理施設問題で小林市長が答弁
厚木市の小林常良市長は、3月8日に開かれた市議会の一般質問で、暗礁に乗り上げている「ごみ中間処理施設建設候補地選定問題」で、「市に対する不信感を払拭するためにも、情報公開を通じて説明責任を果たせるよう話し合いの場づくりを進めたい」と答弁した。
森屋騏義議員(共産党)と簗田晃議員(公明党)の質問に答えたもので、同市長は「(候補地選定の発表は)地元の皆さんにとっては唐突であったと思う。資料を拝見して多くの要望や抗議があることはよく承知している。一方ではなくてはならない施設でもあり、率直に言って今悩んでいる。情報が棚沢地区の皆さんによく伝わっていない部分が多いのではないかと思う。今の状況はまず話し合いのできる環境づくりを行うことが先決だ。誠心誠意地元の皆さんと話し合える場づくりに取り組みたい」と述べた。また、「白紙撤回する」という噂については「そうした発言をしたことは一度もない」と答えた。
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