厚木市は公正で開かれた市政を推進するため、新年度から年間約200万円の市長交際費の使途や月2回開かれる政策会議の結果を情報公開する。小林市長が示した選挙公約の一環で、市長交際費については個人情報の保護を配慮した上で、件名、金額などの当該支出分を翌月の15日までに市ホームページで公開するほか、市政情報コーナーでも閲覧できる。
政策会議の内容と結果報告、会議資料については、原則として会議終了後2週間以内にホームページへ掲載するほか、市政情報コーナーでも閲覧できるようにする。ただし市情報公開条例の規定により、個人に関する情報や公にすることで市民の間に混乱が生ずる恐れのある情報は除く。また、市議会全員協議会、記者会見提出議題にかかわる事項については、全員協議会および記者会見終了後に公開する。
総合計画担当・にぎわい担当課長など新設 厚木市人事異動
厚木市は4月1日付けで部長職を含む144人の人事異動を発令した。小林市長が初登庁後間もないため、退職者の補充など必要最小限の異動にとどめたもので、組織全体の異動については7月の人事で行う予定。
今回は早急に取り組む必要がある新たなポストとして、新たな総合計画策定のため「総合計画担当課長」を配置したほか、市税の収納率の向上と管理を強化する「収納管理担当部長」、地域経済活性化をバックアップするため産業振興部に「市街地にぎわい担当課長」、地方自治法の改正に伴い収入役が廃止されたため、部長職の「会計管理者」を新設した。
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