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厚木市立北小学校(滝本かな子校長・児童数484人)の1、2、5年生218人が、4月20日、地域のレンゲ畑を訪問して自然を体験する郊外学習を行った=写真。
生活科と総合的な学習の一環として行われたもので、子どもたちはレンゲの花摘みや生物の観察など春の自然を楽しんだ。
このレンゲ畑は、猿ヶ島スポーツセンターの南側にある、汚泥処理用地の上部を利用してつくられたもので、広さは3,300平方メートル。相模川汚泥処理用地公害対策委員会(嶋崎成義委員長)のメンバー4人が、3年前からレンゲや菜の花、ポピーなどの花を育てている。4人はこのほど育てた花を子どもたちに楽しんでもらいたいと学校に花畑を開放した。 |
郊外学習は、地域の環境を学習するほか、5年生が1、2年生にレンゲを使った遊びを教えるなどの「異学年交流」も目的として行われた。
子どもたちは「いっぱい咲いていてすごい」とレンゲ畑にびっくり。「きれいな花飾りが作れた」「初めて花を摘めて楽しかった」「カエルやテントウムシも見つけた」と話しながら、春の自然を満喫していた。
嶋崎成義委員長は「子どものころ、よく学校帰りに田んぼで道草をして遊んだ。そんな体験を子どもたちにも伝えたかった。買った花とは違って自然の中で咲く花にふれ、いろんなことを感じてほしい」と話していた。。 |
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