めの覚書が締結され、市や厚木署、防犯協会、ビル経営者協議会、県宅地建物取引業協会県央支部、全日本不動産協会神奈川県本部県央支部など8団体が参加した。
覚書には情報交換や空きビル、空き店舗に適正用途のテナントを誘致すること、賃貸借契約書に違法風俗店や暴力団などの犯罪組織を排除するための無催告解約条項を設定することなどが盛り込まれた。
また、「違法風俗店等排除宣言」も行われた。
繁華街を安心安全パトロール
本厚木駅周辺環境浄化対策協議会(山本正美会長)による恒例の夜間パトロールが7月21日、同駅周辺で行われた=写真。
同協議会は昨年4月、繁華街での違法な風俗営業や客引きなどの迷惑行為、犯罪行為に対して自らの手で環境の浄化に取り組もうと、駅周辺の自治会や商店会、事業所、ボランティアなどで発足した。毎月第3木曜日の夜間、厚木署や市と連携してパトロールを行っている。
同日午後7時、本厚木駅に集合した参加者約50人は、3つのグループに分かれ、繁華街をくまなく巡回した。ことし4月に施行された県の「迷惑行為防止条例」で禁止している客引きやスカウト行為のほか、青少年の非行にも目を光らせながら、パトロールを行った。
また、犯罪のない街にするためには、街をきれいにする必要があるという認識から、放置自転車や落書き、違反看板、ポイ捨てなどが多い場所などもチェックした。山本会長は「継続することが最も大切。みんなの力で犯罪の抑止につなげたい」と話していた。
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