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9月12日、厚木市内の14地区に市長が出向いて自治会長と直接対話する「自治会長と市長とのまちづくりフリートーク」がスタートした。対話は地域活動の先頭になって活躍している自治会長と市長が、市のまちづくりや地域の課題について意見を交換するもので、この日は市立妻田南公民館で睦合南地区の自治会長20人と小林常良市長が、午後7時から約1時間30分、地域の課題になどについて意見交換を行った=写真。
小林市長は始めに「これまでのように一問一答の対話ではなく、皆さんと一緒になって意見の交換をしたいので、率直に生の声をお聞かせいただきたい」とあいさつ、対話を開始した。 |
自治会長からは「ホームレス対策」や「交番の設置」「新総合計画の柱」「ゴミ置き場増設工事費用の補助」などさまざまな分野について意見が出された。14日は荻野公民館で、荻野地区自治会長30人とフリートークを行い「サルやヤマビル対策」「荻野地区のまちづくり」「下水道整備」「歩道の設置」などについて意見交換を行った。
広聴を担当する市広報課では「自治会長との対話は、名称をこれまで『対話の集い』としていたが、とかく形式的になりつつあったため、今年は「まちづくりフリートーク」として事前にテーマをいただくことなく、完全なフリートークにした。このため、細かい話については市長も即答できない場合もあるが、自治会長からはその場で形式的な回答をもらうよりは、本音で回答してもらえるので良いという声が多かった」と話している。フリートークは11月26日まで合計14回開催される。 |
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