森の里小学校の児童クラブで上演
厚木市の総合計画「あつぎ元気プラン」を紹介する紙芝居が1月25日、森の里小学校(蓮見優子校長・児童数377人)内の児童クラブで上演された。同クラブの児童32人が参加して、市の担当者が披露する紙芝居を楽しんだ=写真。
紙芝居は、同市が市の総合計画「あつぎ元気プラン」を子どもたちに分かりやすく紹介しようと企画したもの。B4サイズ12ページで、デジタル紙芝居にも対応できるよう紙、パワーポイントで作成した。主人公の兄妹と家族との会話を通じて、昔から現代における市の発展や「あつぎ元気プラン」の取り組みのほか、「快適で環境にもやさしく、自然豊かなまち」「誰もが安心して楽しく過ごせるまち」など主人公が描くまちの将来像などが紹介されている。同プランを担当する企画政策課の職員が手作りで作成した。
この日、同校の教室で行われた上演会では、1年から4年生の児童が10分ほど紙芝居を聞いた。市の担当者が、昔の本厚木駅周辺の様子を祖父が孫に紹介している絵を出して、「昔、駅の周りには高いビルはなかったんだよ」などと、おじいさんの声をまねながら街の移り変わりを説明。児童たちは真剣な眼差しで耳を傾けていた。大きなプリンの絵を出して、主人公の兄妹が「あつぎ元気プラン」を「あつぎ元気プリン」と聞き間違えるところでは、思わず会場から笑いが沸き起こった。
紙芝居を鑑賞した児童たちは「話が楽しかった」「とても分かりやすかった」「絵がかわいかった」とさまざまな感想を話していた。
紙芝居を上演した職員は「手作りの紙芝居が、子どもたちに受け入れてもらえてよかったです。これからもできるだけ分かりやすい形で元気プランを伝えていきたい」と感想を話していた。
紙芝居は今後、市内の児童クラブや小学校へ出前講座として出向くほか、中央図書館での上演も予定している。
|