グランプリは小野寺昭憲さんの「日本の夏」
「あつぎ映像フォーラム」が2月27日、厚木市文化会館で開かれ、「笑顔・笑い」をテーマに募集した映像コンテストに寄せられた作品の放映やデザイナー兼プロデューサーである山本寛斎さんの講演が行われ、約250人が訪れた会場を笑いに包んだ=写真。
フォーラムは映像による新たなまちづくりを進め、あつぎビジョンの映像コンテンツの充実や映像制作者の育成を目的に厚木市が開催したもので、今回で3回目。
昨年11月から今年の1月にかけて募集した「あつぎ映像コンテスト2010」では、あつぎビジョンと一般の2部門に、厚木市内や大阪、愛知、長野県から64作品が寄せられた。事前の審査を経て優秀作品12点を選出、夫婦の心のつながりを描いた架空の携帯電話会社のCMや、産業・研究施設から未来や夢があふれ出す姿をおもちゃ箱のようなテーマパークで表現したアニメ作品などが上演された。グランプリには、夏の昼下がりに笑顔でスイカを食べる父と子を撮影した小野寺昭憲さん(川崎市在住)の「日本の夏」が選ばれた。
また、この日行われた山本寛斎さんの講演は、「人間讃歌 映像で綴る迫力のステージ」と題され、自身が手がけたベトナムやインドの催しを映像で披露。「自分の目標は、音楽・映像・演劇などすべての分野が組み込まれたスーパーショーをすること。何歳になっても夢を持って生きることが大切」と語った。映像コンテストの受賞者は次の通り。
▽グランプリ=「日本の夏」小野寺昭憲(川崎市)▽準グランプリ=「笑顔の旅」大野祐輝(愛川町)「PHOTO」だんご(東京都)▽優秀賞・ブルーウェーブあつぎ賞=「蜂の巣ハンター田村健吉」鈴木三枝子(厚木市)▽優秀賞=「ぼくとがおーと」加藤オズワルド(東京都)、「眠らせ先生!」野中晶史(横浜市)、「かわらないもの」吉田清彦(座間市)▽ブルーウェーブあつぎ賞=「Singin,s
on the street」ONST(厚木市)「白龍・雨乞いの舞で本当に雨が」榊原勇城(厚木市)。
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