◆『村のくらし-思い出の手記』 

石井ミネ著 B6版225頁 1,500円(税込) 昭和60年9月初版、平成3年10月第2版、平成12年11月 初版・第2版合本。

 厚木市妻田村の生活や習慣、行事など昭和初期の時代の一こまを描写した民俗史。養蚕、苗代、桑摘み、お茶摘み、藁仕事、唐臼挽き、竹の子取り、麦打ち、馬耕と牛耕、村の水車などの農作業のほか、醤油絞り、味噌たきなどの台所仕事、大凧揚げ、帆かけ舟、豆まき、雛祭り、草競馬などの行事も紹介している。