◆『星は流れてーシベリア抑留日記』 

森田晴雄著 B6判167頁 500円 昭和62年10月刊 <絶版>

 昭和20年8月、朝鮮半島の「威興」で終戦を迎えた著者が、シベリアに抑留され、多くの同胞が祖国の土を踏むことなく散っていった極寒の地で、収容所を転々としつつノルマと重労働に耐え、かろうじて生き延びることができた4年3か月にわたるシベリア抑留体験をつづった記録。